2017年7月13日木曜日

トライアンドエラーをしていくことについて

7月10日(月)の授業で、チームビルディングの一環でマシュマロチャレンジを行いました。マシュマロチャレンジとは、乾燥パスタ20本、マスキングテープ90cm、ヒモ90cm、マシュマロ1つ、ハサミ1つを用いて、できるだけ高い塔を作り、塔の一番上にマシュマロを置くというゲームです。制限時間は18分です。
僕のチームの結果は、、、塔は建てられたのですがマシュマロを乗せることができず、残念ながら記録なしという結果でした。尚、4チームの内、記録が出たのが1チーム(恐らく40cmぐらいの塔)記録なしが3チームという結果になりました。
その後、マシュマロチャレンジの研究を発表するTED Talk(リンク)を見ました。
結果は非常に興味深いものです。詳細はリンク先を参照していただければと思いますが、幼稚園児生が最も良い結果を出していたのです。その理由の一つに、多くのビジネスマンの方は、色々プランを立てて、最後の数分でマシュマロを乗せるのですが、、、マシュマロは乾燥パスタで支えるには重すぎず、うまく乗らずに記録なしという結果になってしまうのです。一方、幼稚園児生は制限時間内に何度も(とりあえず)マシュマロを乗せてみることをチャレンジするので、数回繰り返して行く内に、うまく支える方法を見つけ出すのです。
僕にとってこれは非常に示唆に富んでいるプロジェクトでした。その後の授業で、なぜビジネスマン等は色々試してみないのかという話題になり、その際に、「失敗することへのためらい」ということが挙がりました。僕自身に置きかえても、年を追っていくごとに色々なことがわかるようになり、先の不確定なリスクを考えてしまうようになったと思います。もちろん、良いことであるとは思いますが、リスクばかりを考えて、新しいことや不確定なことにチャレンジしないことは、僕の目標にもネガティブな影響しか与えません。
教授からのフィードバックでも、大きな成功をしている起業家は、その前に何度も失敗をしているという話がありました。今後、アントレプレナーを本格的に学び、実践していく上で、良いマインドセットになるかと思っています。

写真はボストンの中心部を通る緑地帯です。冬のボストンはterribleだ、と口座開設担当の銀行員に言われましたが、夏は素晴らしいですね。



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