2017年5月11日木曜日

アメリカ・ボストンに留学します

桜の季節も終わり、これから梅雨を経て夏に向かっていきますね。この2年間香港にいたので、満足に桜を見ることができませんでしたが、今年は色々なところに花見にも行けたので大満足です。

さてさて、ブログの更新がめっきり止まってしまいましたが、最近色々な出来事が身の回りで起きているので、少しだけ書き留めておきたいと思います。

まずPwCコンサルティングを4月末に退職しました。短い期間の在籍にも関わらず、気持ちよく送り出してくれたチームメンバーには感謝しかありません。そして、5月に家業に戻り、今夏からアメリカ・ボストンに留学する予定です。ボストンと聞くと、HBSやMIT等が有名かと思いますが、私の留学先はBabson Collegeというところです。アントレプレナーシップとファミリービジネスの分野が非常に有名で、著名な卒業生は豊田章男さんや岡田元也さん等がいます。アプリケーション及び留学先の詳細はまた今度記載したいと思います。さて今回は、なぜ留学するのか、留学して何を学ぶかについて以下に記載します。「本当にMBAで良いの?」といった批判大歓迎です。是非コメントよろしくお願いします。

1. マーケティング・IT・アントレプレナーシップ
 アメリカ帰国後は家業に戻ります。家業は小売業やサービス業のB to Cがメインとなっており、メイン事業の一つにカー用品の小売があります。しかし、一般に言われている通り、カー用品の小売は成熟産業であり、変化が求められています。家業も例外ではなく、現在そして将来に渡り変化を起こしていく必要があります。私自身が持っている問題意識の一例をあげると、専門スタッフを各店舗に配置する必要があるのか(遠隔での接客はできないのか)、お客様の動線を分析しより効果的・効率的な商品展示ができないか、といった事です。このような変化を検討・実践していく為に、バブソンではマーケティング及びITの知識・経験を蓄積していきたいと考えています。
 また、私自身アントレプレナーシップ(起業家精神)を持って望まないといけないのははさることながら、今後会社としてこのような改善を現場レベルで実践していくには、アントレプレナーシップの雰囲気が会社内になければならないと思います。バブソンは起業家教育で世界No.1の評価を受けていますので、私自身その教育を受け、実践し、そして伝えていけるものは伝えていきたいと思います。

2. 家業の海外展開
日本国内の小売やサービス業は少子化、モノからコトへの消費、ECの発達等により、様々な変化が求められています。今後家業が成長していくためには、新たなサービスを考え国内で新たなマーケットを創出するという手段の他に、海外への展開・進出もあるかと考えています。まだ、未定ではありますが、家業の海外展開という事も頭の片隅に入れながら、世界各国からくる(特にファミリービジネスバックグラウンドの)生徒と交流し、海外の文化、社会、経済、政治等を学び、あわよくば将来のビジネスパートナーを見つけていきたいと思います。

さて最後に今年行った東京ミッドタウンの桜の写真を載せたいと思います。日本は良いですな。