本日全てのCELOP Programが終わりましたので、まとめてみたいと思います。
【期間】
7月7日(金)〜8月18日(金)(Mod1 - 3の計6週間、9:00 ~ 12:50)
※Mod1&2, Mod2&3の計4週間のコースも用意されていました
※僕自身はBabson MBAのオリエンテーションのため、8月16日(水)まで参加
【ダイバーシティ】
クラスは多国籍で、最も人数が多かったMod2では日本7名、中国3名、台湾3名、タイ2名、イラク1名、サウジアラビア1名、コロンビア1名の計18名で行いました。尚、クラスがこのように多国籍になるかは年によって異なり、昨年は日本、タイ、ドイツの3ヵ国から構成されていたそうです。
今後の進路は、HBS、MIT、BU(Boston University)、Northwestern、Hult、Babson等とこちらも多様でした。
【講師】
講師2名で隔日交代。一人はビジネスバックグラウンドで、Mod2以降のビジネスケーススタディを担当、もう一人は英語の先生という感じで、アメリカの文化やライティングのフォーマッティング等を担当。
ディスカッション:会社等で経験した文化的差異(Cultural Difference) や楽天(Rakuten)の社内公用語英語化等のディスカッションを行いました。10ページ程度のケースを2週間で2本と、他に数本の読み物を読み、それに関するディスカッションを行いました。
プレゼンテーション:1週目に個人プレゼン、2週目にグループプレゼンを行いました。個人プレゼンは自分のアカデミック、プロフェッショナルバックグラウンドについて。グループプレゼンは各チーム(4-5人)で一つの業界を選択して、その業界のマクロトレンド及びリーディングカンパニーの分析等を行いました。僕たちのグループはアメリカのコーヒー業界についての分析を行いました。
感想:当初CELOPプログラムはそれほどワークロードは重くないと聞いていましたが、Mod1は慣れない事もあって、予習及びグループワークに多く時間が取られました。生活のセットアップも並行しているので、Mod1はCELOPとセットアップでほとんど終わってしまったという印象です。
Mod2
ディスカッション:Mod1同様、ケーススタディとディスカッションですが、ケースはHBR(Harverd Business Review)から取ってきた本格的なビジネスケースになり、ZARA, New Balance等を扱いました。ケース自体は10-15ページ程度とあまり長くはありません。クラスディスカッションでは、これらの会社のビジネス全般の理解及び戦略について議論を行いました。
プレゼンテーション:Mod1と同様に、1週目に個人プレゼン、2週目にグループプレゼンを行いました。個人プレゼンでは、各個人の趣味や興味ある事について。グループプレゼンは、経営戦略を一つ選んでそれを事例を踏まえて説明するというものでした。僕たちのグループはランチェスター戦略について、プレゼンを行いました。
感想:個人プレゼン及びグループプレゼンもそれぞれ2回目となるので、それぞれ要領を掴み、1回目に比べて大分スムーズに進みました。また生活のセットアップも落ち着いてきたので、夜や休日は自由な時間ができ、他の英語の勉強をしたりしました。Mod1と比較してMod2は本格的なビジネスの話が多くなり、内容が興味深いものでしたので、クラスでの発言も増えてきました。
Mod3
ディスカッション:Mod2と同様、ビジネス関連のディスカッションがメインで、リーディング資料も少し難しくなったと思います。ケースはAmazonやGoogleについて取り扱いました。ページ数は10-15ページと変わらず、ワークロードは変わりなしです。
プレゼンテーション:Mod3は個人プレゼンが1回でした。興味のある記事を一つピックアップして、その内容を説明し、その後質問をクラスに投げかけ、ディスカッションをリードするというものでした。
感想:Mod3では何人かの友達がそれぞれのMBAプログラムに戻って行ったためかなり少人数のクラスとなりました。その分、クラスでの発言のチャンスも増え、より有意義な時間を過ごせたと思います。また、Mod2のケースで扱ったNew Balanceの本社及びFlag shopの視察や外部スピーカーによるレクチャー及びディスカッションといったアクティビティがあった事もMod3の特徴かと思います。
全体を通して
海外経験が少なかったり、アメリカ流の授業を受けていない人にとっては、有意義な時間が過ごせると思います。クラスパーティシペーションについて、やはり他国の方々はかなり積極的で(積極的すぎると思うときも笑)、本番のMBAに向けた良いマインドセットができるかと思います。あとこれから入学するMBA以外の仲間ができたことも一つの財産かと思っています。
講師(偶然にもBabson Alum!)との写真。
ケースで取り扱ったNew Balance店舗視察。3Dプリンタによる足サイズの測定器。
New Balanceの靴はMade in USA。
New Balanceがサポートしてるアイスホッケーチームの練習場。
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