2018年7月27日金曜日

インドインターン日誌④

さてシリーズ化していたインドインターン日誌も今回で最終回にしようと思います。今回はインド人との仕事について書きたいと思います。

チームメンバー
僕はいま海外進出チームにいて、基本ボス一人と他のインターン生と一緒に働いています。インターンはアメリカから2人(アメリカ人と僕)、シンガポールから2人(インド人)、ロンドンから1人(インド人)で僕以外はみんな英語ネイティブです(僕の定義ではインド人はアクセントのある英語ネイティブです)。

因みに直属のボスはアマゾンインドの立ち上げメンバー→グーグルインド→グーグルUAEというキラキラテック系キャリアの持ち主で、頭の回転がめちゃ早くて、早口で、英語たまに何言ってるのかわかりません(最近大分慣れましたが)。


仕事
海外進出の初期段階なので、市場調査が主な仕事です。ここの国のeCommerceマーケット調べて〜みたいな感じで仕事が降ってきて、それをチーム内で分担する感じです。

インターン生はみんなMBA生なので、仕事自体はMBAのグループワークとほとんど変わらないというのが印象です。お題がボスから与えられた後、ワラワラみんなが集まって、なんとなく役割分担が始まって、よーいドンという感じ。

1時間に1回ぐらいインターン生でワラワラ集まって、雑談半分のディスカッション半分で話して、また個人ワークに戻るというような感じです。2日に1回ぐらいボスが思いついたように、ミーティングを招集して、あれやこれや指示して、1日が過ぎるというような感じです。

結構すごいなと思うのは、これでもちゃんと回っているところですね。

中々慣れないのは、隔週で土曜日に仕事がある事。インドで土曜日に仕事があるのは、一部の外資系企業を除いて珍しくはないようなのですが、僕は慣れませんね。土日使って旅行行きたいです。

職場の雰囲気
よく言えば明るい、別の言い方をすればゆるいですね。個人的に好きなところは服装が自由なところで、基本僕は(というかみんな)Tシャツ・チノパンですね。オフィス内に卓球台があって、昼休み以降は必ず誰かしらやってますね。お前仕事やってんのかっていうぐらい入り浸ってる人もいます。

みんな来るのはめちゃめちゃ遅くて、アベレージ10時半ぐらいで、大体10-11時ぐらいに9割ぐらいの人がきます。だからと言って夜が遅いかと言うと、大体19時頃にはほとんどの人が帰ってます。

ただ、僕はインターンだし、周りもマーケティングとかHRの方なのですが、恐らく例外はプロダクトディベロップメントチームで、(たまにですが)朝の2時とか4時にメール来てたりします。フロアが違うのであんまりよくわかりませんが。

ゆるいとは書きましたが、僕が思っていた以上にはみんな働いていて、実際周りのインド人はそれなりの方だと思っています。大体修士(MBA含め)以上を持ってる人は多い(というかほとんどかな)ですね。

ちなみに日本と違って、インドでは修士をとる人が多すぎて、コモディティーになってるようです。なので、修士を取っても差別化にもならず、結構就活大変みたいですね。


食事
いい意味で予想を裏切られてます。飯はうまい!昼はローカルデリバリーを頼んでますが、何を頼んでも大体うまいし、腹も壊さない。僕は多分アジアの香辛料を色々使う料理が舌にあっているようです。

インドは色々ごはんをシェアする文化があるのか、自分で作ってきた物を、ほぼ毎日のように周りの人にも配ってます。基本大丈夫なのですが、たまに生のマンゴーとかを渡される時は、かなりドキドキしながら食べてます。

他にも日本食とか中華のレストランに行きますが、結構クオリティ高いですね。もちろん、それなりに値段が行く場合もありますが。


住居
住居はピンキリだと思いますが、僕は(自分で言うのもアレですが)ピン(ピンが上ですよね!?)のところに住んでます。

日本で言うといわゆるタワマンみたいなところで、高層ビル(といっても20階あるかないかぐらいです)の集合体の一棟の一室に住んでますが、敷地内にはプールも、ジムも、体育館等もあり、まじ快適です。治安も良いですし、周りの人も余裕がある風貌です。


なんかつらつらと書きましたが、仕事はめちゃめちゃ楽しいです。というか、生活全般めちゃ楽しいです。多分、グルガオンが僕には合っているようで、町自体が新しいので、都市計画が他の町に比べるとマシで、渋滞は少なく、飲み屋街もいくつかあり、余計なことさえしなければ治安も悪いと思ったことはありません。また外国人向けのモールとかスーパーもあり、お金さえ払えば、大抵のものは手に入ります。

週1回ぐらいリキシャの運ちゃんと揉めますが、それも日本円で言うと30円多く払うかどうかの口論という感じです(僕は30円でも譲りませんが笑)。しかもそれは、流しのリキシャを捕まえた時だけで、UberとかOla(Uberのインド版)とかを使えば、揉めたことはありません。

合う人と合わない人がいるといいますが、僕は合ってますね。少なくとも10年前に比べたらだいぶ暮らしやすくなってると思います。

政治や社会慣習がクリアでなかったり複雑だったりしますが、総合的にはかなりポテンシャルのある国だと僕は思ってます。

まあ大体こんな感じです。とりあえず、今回でシリーズは終了したいと思いますが、また不定期にインド生活と仕事についてアップしてきたいと思います!

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